TikTok採用の成功事例|地方の飲食グループが約30件のDM・9名以上の採用につなげた方法

TikTok採用でアカウント0から9名以上を採用した地方飲食グループの事例
先に結論

採用TikTokは、求人条件を繰り返すより「誰と、どんな店を作るのか」を開業前から見せた方が、条件以外の応募理由を作れます。本事例では、アカウント0から約6か月、月12本の運用で、広告なしの1本から約30件のDM、記録上9名以上の直接採用につながりました。

結論:採用TikTokで見せるべきなのは、求人票では伝わらない「誰と、どんな過程を歩むか」

地方で新店舗を開くとき、求人媒体に条件を載せるだけでは、応募者から「他店より給料が高いか」「通いやすいか」で比べられやすくなります。条件競争になると、少し高い給与を出す会社へ候補者が移り、自社を選ぶ理由が残りません。

今回の飲食グループが行ったのは、オープン半年前から演者を一人立て、店舗ができるまでの過程、会社の考え方、働く人の魅力をショート動画で届ける運用です。

重要だったのは、顔の出る社員を置くことではありません。「この人がいるから働きたい」と思えるように、会社の本来の魅力と演者の言葉を結び付けたことです。

事例の概要

企業 熊本県の飲食グループ(社名非公開)
規模 従業員約100名
課題 採用難、新店舗の開業時に必要な人員と認知を確保すること
実施期間 2025年2月〜8月の約6か月
開始時点 TikTokアカウントなし、フォロワー0、投稿0、応募0
投稿頻度 月12本
支援範囲 コンセプト、企画、出演者選定、撮影、編集、投稿、DM導線
直接成果 広告配信なしの1本から約30件のDM、記録上9名以上を採用

成果は当該企業・当該期間の事例であり、同様の成果を保証するものではありません。「約30件」は応募人数ではなく、DM件数として記載します。

TikTok採用でアカウント0から月12本を運用し、約30件のDMと9名以上の採用につながった事例
開始時点、運用本数、DM、直接採用を分けて記録。

なぜ、オープン半年前から発信したのか

新店舗が完成してから求人を始めると、発信できる内容は「募集条件」「店内」「オープン日」に偏ります。しかし、候補者が知りたいのは完成後の情報だけではありません。

  • 誰が立ち上げているのか
  • なぜこの店を作るのか
  • 働く人をどのように扱う会社なのか
  • 一緒に働くとどんな経験ができるのか

完成前には、企画会議、準備、試行錯誤、採用への考え方を物語として見せられます。これが、完成した商品だけでなく作られる過程にも価値を感じてもらう「プロセスエコノミー」の採用への応用です。

新店舗の開業半年前からTikTok採用を設計する6か月の工程
完成後の求人ではなく、準備・挑戦・改善の過程そのものを発信。

実施した5つの支援

1. 最初にコンセプトを決める

最重要だったのは撮影機材や編集ではなく、「誰に、どんな会社だと覚えてもらうか」の設計です。美容関連の支援制度を打ち出した1本は、広告配信なしで約35万回再生され、約30件のDMにつながりました。

2. 会社の魅力を伝えられる演者を選ぶ

演者は再生数を取るための飾りではありません。知名度ではなく、会社の価値観を自分の言葉で話せるか、継続出演できるか、発信と現場の印象が一致するかを確認しました。

3. 月12本で企画を検証する

伸びなかった企画は同じ形のまま繰り返さず、企画を止めるか、冒頭2〜3秒の言葉を差し替えて再検証しました。

4. 投稿からDMまでの道を短くする

投稿、プロフィール、固定投稿、DMでの初回案内を同じメッセージでつなぎ、動画を見た人が迷わず相談できる状態を作りました。

5. 直接応募だけでなく間接的な影響も記録する

求人媒体や知人紹介から応募した候補者でも、事前にSNSを見たことが入社の後押しになったケースがありました。

自社なら、どの魅力を動画にすべきか分からない方へ

採用人数や業種から、発信テーマ・演者・DM導線まで整理できます。まだTikTokを始めるか決めていない段階でも構いません。

採用SNSの設計を相談する →

直接採用と間接採用は分けて考える

直接採用は、TikTok動画からプロフィール、DM、面接、採用へ進む流れです。間接採用は、求人情報や紹介で会社を知った人が、SNSで人や雰囲気を確認して応募を決める流れです。

TikTokのDMから面接へ進む直接採用と、求人情報からSNSを確認して応募する間接採用
最初に知った場所と、応募を決める前に見た情報を分けて質問する。

間接採用は、最終クリックだけでは計測できません。応募フォームや面接で「最初に会社を知った場所」と「応募前に見た情報」を分けて聞く必要があります。

伸びなかった企画と改善

一度に全部を変えると、何が結果へ影響したか分かりません。テーマ、演者、冒頭、編集、投稿時間のうち、一つの要素だけを変えて比較します。

TikTok採用企画で冒頭2秒から3秒を一要素ずつ変更して再検証する改善ループ
ブランドに合わない企画は無理に続けず、中止する判断も含める。
人気が出そうな人を置けば採用できると思う演者の魅力と、会社が実際に提供できる価値を結び付けます。
再生数の大きい動画を採用成功と判断するプロフィール遷移、DM、面接、採用まで分けて記録します。
求人条件だけを毎回投稿する働く人、準備の過程、失敗と改善など、求人票に載らない情報を企画にします。
ブランドを壊してまで再生を取りに行く使わない言葉、見せない情報、演出の上限を先に決めます。

TikTok採用についてよくある質問

フォロワーが0人でも採用に使えますか?

始めることはできます。この事例もアカウントがない状態から開始しました。ただし、採用したい人、会社固有の魅力、出演体制、DM後の対応を先に設計します。

バズる動画を1本作れば十分ですか?

十分とは限りません。候補者はプロフィールや過去投稿も見て会社を判断します。単発の再生と、入社判断に必要な情報の蓄積を分けます。

顔出しできる社員がいない場合は?

手元、仕事の流れ、音声、図解、経営者の解説でも企画できます。無理な顔出しは必要ありません。

効果は何で判断しますか?

再生数だけでなく、プロフィール遷移、DM、面接、直接採用を追い、応募前にSNSを見たかも確認します。

採用SNSの進め方を整理しませんか?

採用したい人、会社の本来の魅力、出演体制、6か月の企画、DMから面接までの導線、直接・間接採用の測り方を整理します。

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この記事の作成・確認

株式会社イニジオンのSNS支援実績、依頼者ヒアリング、提供動画、公開プロフィールをもとに作成。DM件数と応募人数を区別し、成果を保証する表現を避けて確認しています。

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この記事を書いた人

株式会社イニジオン代表取締役。SNS運用・ショート動画・AI活用を、売上・集客・採用など企業の目的から逆算して設計しています。